会長挨拶

岩手県臨床衛生検査技師会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

　この度、令和5・6年度の会長に就任致しましたので、ホームページをご覧の皆様にご挨拶を申し上げます。

　当会は臨床検査技師及び衛生検査技師（以下「検査技師」という。）の制度・身分の確立及び学術・技術の向上並びに相互団結の充実を図り、もって検査技師の職能意識を高めることにより、県民の健康増進及び公衆衛生の向上に寄与することを目的とした団体です。岩手県下の約550名の検査技師で構成されています。
当会の定款は
（1） 公衆衛生の向上及び啓蒙に関すること
（2） 学術的な研究、調査及び研修に関すること
（3） 会員の相互親睦に関すること
（4） その他本会の目的を達成するために必要なこと
であります。
　2020年から続く新型コロナウイルス感染症では多くの会員がPCR 検査や感染制御に従事して参りました。同時にがん、脳卒中、心血管疾患の3大疾病や救急医療、周産期医療等においても必要とされる検査を適切に行い、県民の医療・健康増進に寄与しております。啓蒙活動と致しましては毎年秋に「検査と健康展」を開催してきました。お近くで開催された際にはぜひお立ち寄りください。
　新型コロナウイルスの感染拡大により一時中止をされていた学術的な研究、調査及び研修はWeb を使用したハイブリッド開催やオンデマンド開催が行われるようになり徐々に回数を増やしております。今後は集合による研修会や学会も開催していく予定です。
　検査技師を取り巻く状況も大きく変わり、過去には検査室での血液成分の分析やデータ解析が業務の多くを占めておりましたが、現在ではこれに加えて採血業務や医師の業務軽減のためのタスクシェア/シフト等も行われ、診察前の問診業務や病棟や放射線科、内視鏡室での業務も行われております。
　会員一同さらに研鑽を積み、業務を通して良質で安全・安心な医療を県民の皆様に提供するよう努力して参ります。
　どうぞ皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。